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2012/10/12

【ウェブはバカと暇人のもの】

2012/10/09

【悪夢探偵】

2012/09/30

【アーティスト】

2012/09/26

【裏庭】

【インターネット】

2012/09/18

【アルケミスト】

2012/09/17

【雨の浜辺で見たものは】

2012/09/15

【雨恋】

2012/09/11

【鬼の跫音】

2012/09/06

【青空の卵】

2012/04/15

【ウルトラミラクルラブストーリー】

なんで見に行こうと思った?
麻生久美子さんを見たかった。

彼女の100%じゃない感じがいい。
演技に対してというのではなく、存在感の5%が浮遊している感じ。


舞台は青森。
ヘンテコ農業青年・陽人(ようじん・松山ケンイチ)の恋の話。
いや、恋の話だけど、恋の話じゃあない話。いや、やっぱり恋の話ど真ん中。

陽人は祖母と無農薬有機栽培の野菜を売って歩く。  
ある日東京からやってきた保育士の町子(麻生久美子)に、
陽人は生まれて初めての恋をする。

しかし町子が青森に来たのは、カミサマと呼ばれる占い師に会うため。
なぜなら事故で死んだ元カレの首がまだ見つかっていないから
...というあな恐ろしい設定。

けれどもそんな噂なんておかまいなしの陽人は、毎日町子先生に会いに行く。
町子先生を好きになってしまったから。

『両思い』...って、陽人はこそばゆく懐かしい言葉を度々口にしてたな。
そうして、『片思い』の陽人の、その強すぎる思いは、
嘘みたいな出来事を次々と巻き起こしてく。


主人公:陽人はとにかくいつも異常にテンションが高い。そう、脳の具合。

私、津軽弁は知らない・分からない。
標準語とえらく違う。字幕も出ない。...ん?出たら変か。
でも沖縄の言葉がそうであるように、どこか“節”がある。

陽人は、意味不明部分半分以上の津軽弁をまくし立てる。
ずっと身体も動いている。バタバタと飛び跳ねている。
そうしてある日、陽人は秘薬?魔法の薬?を発見してしまう。発見してしまった。
何度も浴びる。
そう、町子先生が好きだから。


ビックリするようなことが起こるんだけど、登場人物たちはさして慌てず、淡々。
他人のコトだからと、冷めて淡々じゃあなくて、
まあそれもアリかな?そうそう、実際起こったんだから、まあ…アリだ!風。

<え?なんて?何言っている?どういう意味?>の、津軽弁満載でも、
ちゃあんとストーリーが分かるから、やっぱりアリ!の、アリ。

<なんで?まさか!えっ?>みたいな展開も随所にあるけど、
そんなん、別にぃーで、爽やかにスルーさせる力?風が吹いているような。

青森出身の松山ケンイチさんが、のびのびまくし立てる津軽弁の魔法かも知れん。

陽人は、毎日書くホワイトボードの日記に
-「脳みそだけは町子にあげる」と、書き残していた。

 
監督は横浜聡子(よこはま さとこ)さんと言う方。

今回の作品で、初めて知った。1978年生まれ。お若いなあ。
『ゆれる』、『ディア・ドクター』 の監督:西川美和さんが1974年生まれ。
お二人とも若いし監督だけでなく脚本も御自分で書いている。
オリジナル脚本はやっぱりいいな。
うまく言えないけど、ちゃんといい感じでおさまる。


本当に、実にいろんな人生がある、才能がある、チャンスがある。
いちばん大変なのはきっとそのチャンスを見つけることだろうな。
チャンスは才能を育み、ずらっと並べたら・・・人生が出来上がる。



パンフレットの中で、
末井昭さん(編集者)という方が書かれている“タマシー”の文章が好き。

タイトル:『脳みそなんか!』

-「タマシーは人間の体のどこに宿るのだろう?
科学では、脳だろう。いや、科学では、タマシーなんか存在しないことになっている。
いや、存在したらいけないのだ。だから誰もタマシーのことは教えてくれない。
     ・・・(中略)・・・
世の人は、脳ミソは人間の体の一番大事なところと思っている。
脳ミソの調子の悪い人間は不良品と思っている。
でも、そんなとこにタマシーがあるわけじゃない。
そんなもの、熊に食わしてしてしまえ。というところが、パンクでカッコいい。」



【今日の作品】【ウルトラミラクルラブストーリー】
【今日の部員】昨日:モディ★今日:脳腫瘍 ★明日:リリー

2012/02/25

【家日和】【我が家の問題】

『家日和』⇒『我が家の問題』の順番で読んだ。

『イン・ザ・プール』、『空中ブランコ』、『東京物語』以来の奥田氏。
今回のはどちらも短編集で、2冊ともテーマは『家族』。

うん、けど、
<ほんわか・あはは・そうそう そうなんよ・バカじゃねえ>展開で
とても面白かった。

<関係は近いもんのはず!なんせ家族ですから!>という括りになったばっかりに、
よう分からぬまま言葉足らずだったり、滑稽すぎる思い込みだったり、
既製品価値観か?だったり、思いの他の遠慮関係だったり、
なんだ、そーか!だったり。


家庭内暴力が出てくるわけでもなく、児童虐待が出てくるわけでもない。
話はテンポよく進みます。実に気持ちいい。

どのストーリーも、
スッキリ満足で、〆が来ました。

そのスッキリ感、上質ナリ。
なんせ伊良部ドクターを生んだ奥田英朗氏ですもん。


ネットオークション妻、主夫、別居、妄想浮気、ロハス主婦、帰宅恐怖症、
夫は仕事ができない?親は離婚する?オカルト夫...とか。



「ただいま~」...玄関のドアを閉めたら、そりゃあ、いろいろ詰まっていますもん。
どれも縁無き遠いストーリーではないんです。



【今日の作品】【家日和】【我が家の問題】
【今日の部員】昨日:モディ★今日:脳腫瘍 ★明日:リリー

2011/12/04

【一矢の秋 居眠り磐音江戸双紙37】

佐伯泰英『一矢の秋 居眠り磐音江戸双紙37』読了。我慢の時から、とうとう物語が再度動き始めた。この巻は、佳境に至る序章という感じがした。今後、どのように磐音達一行が江戸に戻るのか、とても楽しみ。 #感想部Sat Dec 03 01:12:12 via Mobile Web

【往復書簡】

湊かなえ『往復書簡』読了。手紙の形式で物語が進んでいくのが面白い。さすがという感じ。毒のあるお話かと思いきや、最後は暖かい気持ちにさせてくれる、短編集だった。 #感想部Sat Dec 03 00:50:05 via Mobile Web

2011/11/15

【宇宙兄弟(15)】

宇宙兄弟 15巻 ヒビトのパニック障害克服への軌跡。なんかいきなり絵が雑になった感があるのは気のせいなのか?14巻の出来との落差あったぞ? #感想部Mon Nov 14 00:21:04 via ついっぷる/twipple

2011/11/10

【悪人】

その文庫本のカバーに深津絵里さんの写真。
それだけでふら~っと買った本。(へぇ~ 映画化かあ。)
  
この小説は朝日新聞に連載されていたそうだ。
(えっ、新聞に? 週刊朝日じゃなくて?)と思った。
なんか…描写がね、朝に配達される新聞向きじゃあない気がして(笑)

でもま、『失楽園』も日本経済新聞朝刊の連載だったし。
映画化に当たっては、PG-12みたいです。
小説の方は、PG-15?18?のような。


文庫本のカバーに写真が載っていたのは、映画にキャスティングされた
妻夫木くん、深っちゃん、樹木希林さん、柄本明さん。
ストーリーを始め全く予備知識ゼロゆえ、読み進みながらその4人を探した。

妻夫木くんはすぐに出てきたが、深っちゃんがなかなか出てこない。
(この女性かな?...いや違う、違うな)を数回。
樹木希林さんの役どころはさすがにすぐ分かった。
柄本さんはどの登場人物かなあ... 
この女性の父親かあ...違うかあ...を、最後まで。


小説のタイトル、著者が吉田修一氏、
新聞連載、大きな賞をもらっている作品、映画化される...
何も知らないって、深っちゃんの写真だけで、って、
そ、御縁!結果、良縁!


映画サイトに紹介されていた、ある登場人物の台詞がとてもいい。

「あんた、大切な人はおるね?
 その人の幸せな様子を思うだけで、自分までうれしくなってくるような人は。

 今の世の中、大切な人もおらん人間が多すぎる。
 自分には失うものがないち思い込んで、それで強くなった気になっとう。

 だけんやろ、自分が余裕のある人間て思いくさって、
 失ったり、欲しがったりする人間を、馬鹿にした目で眺めとう。
 そうじゃないとよ。それじゃ人間は駄目とよ。」


この小説は、<悪>じゃあなくて、<悪人>を 描いてるなと。

私には推理小説でもなかった。
私には恋愛小説でも無かった。
群像小説、人間小説って感じだった。

<悪>について描いているなら、
私には鋳型のある抽象になってしまうけど、
<悪人>について描いているから、私には人間小説。


面白かったです。
どんどん読み進めました。

上下2巻の長編、たくさんの登場人物が出てきますが
一回もこんがらがること無かった。
いくつものシーンを描きながらも不思議な距離。
実際はとても近いのだけど。関係が。


そう、時系列と言うより人間列。
それら幾つかの列のど真ん中で描写されているのは、
みな生々しい人間が居るシーン。

だから、何と言うか、恐ろしいほど体温があると言うか...
うん、いや、『ほど』は要らんね。まんま 恐ろしい体温。


登場人物の皆にそれなりの<悪>があって、
それはその人物が生きてるのに、
ごく当たり前のように付随してる<悪>で、
んもう、皮膚感覚の<悪>だから、
極自然に、軽量に、時には軽薄に、<悪人>が誕生する。

その自然さが、その軽量さが、<悪>なんかもなあと。


さあ、次は映画『悪人』。
妻夫木くん、深っちゃん、
ネイティブ方言を話す『清水祐一』、
ちゃんと<悪人>になってる『馬込光代』。



今になって思った。 
『清水祐一』が持っている<悪>が一番筋が通ってるんかもしれんです。
イヤ、<悪>に筋というのもオカシイか。



【今日の作品】【悪人】
【今日の部員】昨日:モディ★今日:脳腫瘍 ★明日:リリー

2011/11/03

【アンダスタンド・メイビー 下】

島本理生『アンダスタンド・メイビー 下』読了。生きているのが不思議なほどの傷を、心におい、くじけそうになっても、それでも生きていくと決めた、主人公の強さに感動した。上巻に続き、下巻も物語の世界に引き込まれて一気に読めた。 #感想部Wed Nov 02 14:54:18 via Mobile Web

2011/10/28

【アンダスタンド・メイビー 上】

島本理生『アンダスタンド・メイビー 上』読了。母子家庭の藤枝黒江という少女が主人公のお話。母親とうまくゆかず、孤独を抱える主人公の気持ちがよくわかる。続きが気になる。黒江がどんな風に成長するのかが楽しみ。 #感想部Wed Oct 26 16:52:31 via Mobile Web

2011/10/09

【うさぎとマツコの往復書簡】

中村うさぎ マツコ・デラックス『うさぎとマツコの往復書簡』読了。二人がそれぞれ、自分自身を、赤裸々に表現しているのがスゴイと思った。まさに、「魂を売る」。共感する部分があった。もっと、自分自身で蓋をして目を背けているところを、見つめてみようと思った。 #感想部Sat Oct 08 18:58:16 via Mobile Web

2011/10/01

【X-MEN:ファースト・ジェネレーション】

X-MEN:ファースト・ジェネレーション鑑賞。ビギニングもの、スパイものなど色んな要素を盛り込みながら実に面白いエンタメ映画になっている。あっという間の2時間11分44秒。ミスティークかわいいよミスティーク。#感想部Sat Oct 01 03:28:34 via TweetDeck